Diary。

好きなことを、好きなときに、好きなように。

蒼き日々の話。

久々です。

 

大好きなバンドのひとつ
plentyの解散が発表されてから
plentyばかりを聴いています。

 

最後のツアーの恵比寿と新潟に行って
その感想を書くのにどこが一番適しているのかを考えたらやっぱりココでした。

 

Facebookは長文には向いていないし
Twitterでは連投になりすぎる。

 

plentyに対しての愛が大概重たい。
私plenty大好きなんだなと再認識した次第です。

 

多分、これからもしばらくは好きなんだろう。
ラストツアー「蒼き日々」をやって
ラストライブ「拝啓。皆さま」で終わる、
そういうplentyが大好きで
ふとしたときに思い出すと思うんだ。

 

plentyの蒼き日々は、私にとっても死ぬまで大事にしたい蒼き日々だったことを。

 

plentyというバンドは
安定した不安定さのあるバンドで
だから、本当にいつ解散してもおかしくない空気をいつもまとっていたけど
ドラムの一太が入って、バンドの形がちゃんと出来て
バンド楽しい!って江沼が笑って
だからしばらくは大丈夫なのかなと思っていたんだけど
色々あるよねぇ。

 

でも、新潟で30番台のチケットが取れて
本当に久々に前の方でplentyをみて

もったいないな、こんなに良いバンドなのに。
もっと観たいのに。と思いながら

 

だから、良いバンドに、最高だなって形になっていたからこそ
一太が辞めるならplentyも終わるんだなと思ったし
一太がやりたいのはplentyだけじゃなかったのも、わかる気がした。

 

私はそんなに演奏に詳しいわけではないけれど
一太のドラムは本当に存在感があって、勢いがそのまま伝わって来るみたいで
だから「plentyだけ」じゃなかったんだろうなあ。


8/6のロッキンも行くけど、私がplentyワンマンを観るのは新潟が最後になるから
あの位置で観れて本当に良かった。
忘れていってしまうけど。

 

 

それでも、一生の中で1日しかないあの日、あの場所にいられてよかった。
plentyと、私と、あの場所にいた人たちみんなの人生の中で
2017年6月17日は新潟Lotsにいたって事が
ずっともう変えようがない事実としてあることが嬉しいなって思うくらいに
本当に良いライブだった。

 

「枠」からの「最近どうなの?」の流れの盛り上がりに
江沼も新田も一太も本当に楽しそうだったこと。
曲が終わったときに、新田が笑いながらへたりこんだこと。
お辞儀をする江沼が、涙を拭っていたこと。

MCなんて全然しない江沼が
「ありがとう新潟!大好き!!
じゃあね、元気でね。さようなら!」って笑いながら「蒼き日々」に入ったこと。


忘れたくないなあ。
全部覚えておけたらいいのに。

 

 

最後の野音、私も含めて入りたくても入れない人沢山いるんだろうから
最初で最後のLIVEDVDにしてくれないかな。

 

江沼はどこかのインタビューで
「しばらくはステージには立たない、自分で歌いたくなったら、またやるかもしれないけど
自分がステージに立つことで、plentyの影を見てしまう人がきっといるから
ちゃんといなくなってあげないと」と言っていて
それは、確かにそうなのかもしれないけど

でもplentyを愛して
いなくなって欲しくなかった人たちが
これからもplentyを大事に出来るように、楽しかったねって思い出せるようにして欲しいなあ。
どうしたっていなくなってしまうなら、せめて。

 

 

plentyの歌詞は、解散するなんて思ってもいなかった頃の曲でも都合よく解釈できてしまう。

 

ああ、これからひとりひとりで、この感傷も連れてやっていくんだね、頑張っていくんだね。
寂しさがそのうち消えていっても愛だけ残って。

 


だから、またね。とは言わない。

最後まで
「さよならより、優しい言葉」はやらないのかな。

やらないだろうな。

 

 

本当に良いバンドに出会えて良かったなあ。
ランクヘッドには感謝しかない。
2011年の、みかん祭り。
あれがなかったら、plentyにもフラッドも知らずに生きてたかもしれないからね。

plentyが解散するまで残り3ヶ月。

しばらくは、感傷に浸ります。