Diary。

好きなことを、好きなときに、好きなように。

PIERROTの復活に関して思うこと。

昔から「ハ」行のアーティストが好き、という個人的法則があって。

FANATIC
CRISIS(懐)に始まって
ポルノグラフィティ、ホタル、バクホンplenty
ブラフマンAFOCHIATUSバンプなどなど
なんでこんなにハ行ってくらい。

で、ハ行で好きなアーティストのトップを走り続けていた
PIERROT
が復活ということで。

なんぞそれ、と。

2006
412
愛してやまなかったPIERROTというアーティストが解散を発表。
寝耳に水ってくらいの急さで。

その10日前に、嵐の中野音の音漏れに行って
また早く観たいなぁライブって思っていたところでの、いきなりの解散で

本当に「行き場をなくした」状態になって

10
月にやったキリトのソロコンサートで
「もうこのバンドの曲を歌うことは一生ありません」と言ったその言葉で
ああ本当にダメなんだと諦めて区切りをつけた。


その何年か後のAngeloの武道館でPIERROTの曲を解禁して
でもそのうちまた全然やらなくなって
それはきっとAngelo自体に素晴らしい楽曲が増えて
わざわざPIERROTの曲をやる必要もなくなったからだと思うんだけど

そうやってどんどん自分の中で風化してきて
「好きだった」に変わっていって
気づいたら8年も経って
曲も敢えて選んで聴くこともなくなっていた
その矢先。




2014
41218:00
新宿アルタのビジョンで発表されたのは
DICTATORS CIRCUS FINAL


10
月、さいたまスーパーアリーナ
2DAYS






3
日前に予告サイトが出来たときから発表まで
色んな事を考えた。

発表があって
もっと色々考えた。

PIERROT
は何かもう自分にとっては別格で
14
歳で出会って22歳まで8年間。

ずっとついていっていた期間と同じだけの期間失って
それに慣れていたところでのこの発表は



正直きついなぁ




最初は勿論すごい嬉しくて
何を置いても絶対に行くと思った。
今も
絶対に行くと思ってる。

もう二度と観られないと思ってた。
経緯が経緯だけに絶対に再結成はあり得ないと思ったし
あったらそんなの完全に奇跡だと思ってた。


でも諦めていたから
今、その不可能と思っていた現実が目の前に
提示されて
動揺している。


ずっと聴いていなかったPIERROTの曲を全て再生して
思った以上に歌詞は完璧だし振りも思い出せるしライブの映像まで浮かんできて
調教済みもいいところ。




キリトは「8年ぶりの解散ライブ、なんて白々しいものではありません。
今やれるからやる、それだけです」みたいなことを言っているけど
多分もう
次はない。


この2日間を見逃したら
もうきっと次はない。
と思う。



だから絶対に見届けたいとは思う。

でも
せめて、解散ライブをやってくれと
一日でも長くPIERROTをこの世に存在させてくれと思っていた
あの熱量は、もうない。



だからどうしても少しだけ



「なんでやるの?」
と思ってしまう。
思ってしまった。


単純に嬉しい、また観れる!のプラスの感情の
本当に隙間で
思ってしまった。


「今やれるからやる(そしてもう二度とやらない)」という身勝手さ。
もういないんだと無理矢理自分を納得をさせて
そうして慣れたところへのこの爆弾投下は
どれだけの破壊力をもっているんだろうか。



バンドは本人たちのものであって
ファンのものではない。
だから、それをどう使おうと
それはきっと本人たちの自由だ。

でも
どうしても腑に落ちない。

綺麗には終わらなかった。
皆意地でも前を向かなきゃいけなかった。
そうやって、区切りをつけて過去にしたのに。


何で今。


このタイミングを
印税が10年で切れるからと言う人もいるし
私も本気で「ラーの皆様、集金のお時間です」と思っている。
きっと色々な大人の事情があるんでしょう。



裏の裏を読んでみても
いつだってそれを裏切るあの人たちのことだから
きっと今回も見事に予想を裏切ってくれるんだろう。
期待も一緒に裏切って
今度こそもう奈落にたたき落としてくれたらいいのに。



とにかく10月。
愛が重たくて辛いです。